転職したいなら自己分析が重要

2024-05-05

一口にエンジニアと言っても、職種や対応する業務は非常に多岐にわたります。医者だから身体の不調がすべてわかって当然というわけにはいかないように、エンジニアもすべての言語に対応できるわけではありません。医療業界では内科や外科、整形外科など詳細に分けられており、IT業界もそれぞれ専門とする分野や得意とする言語があるものです。ただし、未経験からとにかくエンジニアとしてできることを増やし続けている人の場合、意外と自分が何を得意としているのかわかっていない場合があります。

また、一つの業務をずっと続けることによって、自分の業務の幅がどの程度あるのかわからない人も珍しくありません。そうした状況の中で転職したいと思う場合は、まずは冷静な自己分析を行うことが大事です。そこでエンジニアは、自分は何か得意なのか、どの分野なら専門的に対応できるのかを考える必要があります。そして、逆にこの言語は触れたことがない、この業務は苦手だったなどの得手不得手をはっきりさせましょう。

特にエンジニアを多く採用している企業の場合、どんな業務を行ってほしい、この職種のエンジニアがほしいと求められる人材が明確になっていることがほとんどです。求められている職種に対して、自分の持っているスキルがどうなのかをはっきりさせましょう。理想の職場で得意な仕事ができるのかどうか、転職を成功させられるかどうかの点で、大きなポイントになってくるのです。